自宅での作業中は、音楽以外にラジオ・Podcastを聴く事が多いです。
あくまで作業BGMなので、iPhone6 Plusの本体スピーカーで聞いています。でも長く聞いてると少し耳障りになってくる。
そこで、自宅で作業中に最適なスピーカーを探してみました。求めるものは「安さ」と「コンパクトさ」が中心です。
- コンパクトなサイズ
- まあ許せるな…程度の音質があればOK
- 値段が安い
- Bluetooth対応
候補にジャストマッチしたのがこれ↓
『Anker ポケットサイズ Bluetooth ポータブルワイヤレススピーカー』を購入したのでレビューします。
目次
ファーストインプレッション
音質
中音を中心にまとまっている印象。ラジオっぽい音質って感じです。
でも音はちゃんと出ています。安いスピーカーにありがちな「スカスカで貧弱だ…。ヘタこいた~!」な出力じゃありません。
高音がキンキンしないので、音量を上げても耳障りじゃないのが嬉しい。
このサイズにしては低音が頑張って出ている。さすがにズンズンは言わないが、ド,ド,ド,ド…とちゃんとアタックが効いているから、ポップスでもダンス系でもビートはしっかり感じます。
そして、ラジオやPodcastとの相性バッチリ!
中低音が程良く出ているので、トークの輪郭がハッキリ出ます。そして高音が耳障りにならないから、作業中に流しっぱなしにしていても邪魔にならないし、耳が疲れない。
サイズ
サイズは超コンパクト。本当に小さいです。
ポケットに入れて持ち運ぶのは無理があるけど、カバンに入れておけば邪魔にならないサイズ。
色々なモノと比較してみた↓
バッテリーの持ち
バッテリーは普通に使ったら12時間くらい持つ。これは嬉しい。
コンパクトの強みは「どこでも持ち運べる」ことなので、バッテリーは長く持つに越したことはありません。
出力パワーはどれくらいか?
これだけ小さいと、音がスカスカでボリュームを上げても全然聞こえないんじゃないの〜?と心配していました。しかーし!
『安心してください。結構爆音が出ますよ。』
ボリュームをMAXにすれば、かなり大きな音が出せます。もちろん音割れとかビビったりもしません。サイズを考えると凄いです。
でも、爆音にしても音の広がりが無いせいか、ウルサイだけになってしまいます。もう少したくさんの音域が出ないと爆音は厳しいですね。
まあ、作業BGMなので爆音にする事はありません。
寝る時は小さい音で聴きたい
逆に「小さい音はどこまで小さいか?」も気になります。というのも、寝る時に音楽やラジオを聴きたい派なのです。でも、あまり大きな音を出されると寝つけません。
小さい音については「寝る時に気にならない、でもちゃんと聞こえる」程度の音が出せます。
iPhone6 Plusでの比較ですが…
Anker ポータブルワイヤレススピーカーで「ボリューム1」 が iPhone6 Plusの本体スピーカーで「ボリューム4」
と同じくらいの音量でした。最小音量がデカすぎ!ってことは無いので、寝る時でもちゃんと活躍できます。
Ankerスピーカーは、iPhone6 Plusよりも低音がしっかり出るので、音量的には同じでも輪郭がハッキリした印象です。
どんな時に使うのか?
Anker ポケットサイズスピーカーは、超コンパクトでコストパフォーマンスは抜群です。では、実際にどんなシーンで使ってるのか?を紹介します。
作業用BGMを流す時に使う
このスピーカーを買おうと思った1番の理由は「作業中のBGMを流すため」です。
自室で仕事をする際、音楽やラジオ(Podcast)を聞きながら作業をしています。
しかし、ステレオのスピーカーやPCスピーカーだと、音が主張しすぎて作業に集中できない…という悩みがありました。
もっと「さりげなく、カフェっぽい感じ」で音楽を自然に流せないか?と考えた時に、「良くも悪くもない音質」で「部屋の上から音が鳴ってる」という環境なら作業の邪魔にならないかも…と思ったのがキッカケ。
Ankerスピーカーは超コンパクトなので、棚の上に置くのも簡単です。
車の中で使う
私の車(のカーステレオ)は古いので、オーディオケーブルが挿せません。そのためiPhoneを使って音楽やPodcastを聴くには、iPhoneのスピーカーを使っていました。
そこで、Anker Pocket Bluetooth Speakerの出番です。
車の中ではPodcastを聴く事が多いですが、AnkerスピーカーはPodcastやラジオなどの「トーク系」がすごく聴きやすいです。
寝室で使う
寝る時にiPhoneを枕元に置いて、音楽やPodcastを聞いています。
でも朝起きるとiPhoneがどこかにすっ飛んでいることも…。よく考えるとiPhone6 Plus(64GB)って9万円オーバーの高級デバイス。これはちょっと怖いです。
そんな時、Ankerスピーカーがあれば幸せになれる!
なぜ枕元に置いてるかって? それはヨメに「うるさい!」と言われるから…。
色々な音楽を聴いたレビュー
さて、ラジオやPodcastと抜群の相性なAnker ポータブルワイヤレススピーカーだけど、音楽を聞いた時の実力は?という事で、最近使い始めたGoogle Play Musicのステーションを色々と聴いてみました。
レビューは「このサイズのスピーカーにしては…」がベースになりますのでご注意を。。。
最近のポップス
ステーションは『獲れたて!洋楽ポップスヒット』です。
ポップスは歌声を中心に、ラップあり、ギターやピアノの生楽器あり、さらにエレクトロ要素あり…と、様々な要素をパッケージしているので流し聴きをしていても楽しいジャンル。
Ankerスピーカーで聴くと、歌がガツンと前に出てきます。まあ、ポップスなので全く違和感なしですね。
EDM・ダンス系
ステーションは『支持率抜群 EDM』『EDMセレブレーション』。
中音が中心になっているので、全体的にモワッとした感じになってしまうかな?
EDMならではのクリアな電子音、音の広がりが潰れてしまうというか、全体に馴染み過ぎちゃう感じ。ここで来るぞ!っていう盛り上がりのアゲアゲ感がちょっと減ります。
ダンスビートはしっかり出るので、バスドラムの音はちゃんと主張してきます。
ダブステップは、ワブルベースやGrowlがどうしても貧弱になる。(←そこまで要求するのは酷ですが…)
ロック・メタル系
ステーションは『破壊的サウンドでストレス発散』『クラシック・パーティーロック』『90年代オルタナティブロック』。
中音と低音がバランスよく出ている。全体的に悪くないが、爆発力・破壊力が出ないので、ストレス発散したい方は本気のスピーカーやヘッドフォンを使って爆音でお楽しみください。
ジャズ・インスト系
ステーションは『ちょっぴり贅沢なティータイム』『肩の力も自然に抜けるクールジャズ』です。
悪くない。4ビートのシンバルレガートも綺麗に聞こえるし、ベースもアタックがちゃんと出ている。
音の広がりが無いので、全員が同じ所に立って演奏している様な“こじんまり”とした感じになるけど…。
SAXやトランペットなどの管楽器が入る場合、管楽器系の音が前面に出ちゃうから少しバランスが悪くなるかな?
「おしゃれなカフェにいる感じ」というよりも「牛角とか小洒落た居酒屋にいる感じ」に近い雰囲気が出ます。
クラシック
ステーションは『世界の人気オーケストラの響宴』『魅惑のソロピアノ』。
さすがにガチンコ生音のジャンルなので、ちょっと厳しい。大切な「空気感」の部分が全く無いです。
まとめ
Anker ポータブルワイヤレススピーカーは、作業BGMを流す時に最適なスピーカーです。
音が必要以上に主張してこないので、作業に集中できます。しかも安い!
自宅での仕事中、ラジオやPodcast、カフェ音を流しておきたい方は是非お試しあれ〜。