iOS8から搭載された「Hey Siri」。これはiPhoneに「Hey Siri」と話しかけるだけでSiriを起動できるという便利な機能。
コマーシャルでよく見る「OK Google! 山手通り混んでる〜?」ってやつ。あれのiOS版ですね。
早速、iPhoneの [設定] > [一般] > [Siri] の設定から『”Hey Siri”を許可』をONに。
しかーし!スリープ中に「Hey Siri」が無反応…どうして?
スリープ中でも「Hey Siri!!」を話しかければ、Siriさんが起きて返事をしてくれるハズじゃ…?
ヘルプを見ると「Hey Siri」機能は、電源ケーブルが刺さっている状態じゃないと使えないと…。はい、ちゃんと電源ケーブルにつないでいます。ケーブルも壊れていません。
じゃナゼ???
原因は「Touch IDとパスコード」設定
スリープ中にHey Siriが使えないのは、「Touch IDとパスコード」設定の『ロック中にアクセスを許可』がOFFになっていたから…ということでした!
[設定] > [Touch IDとパスコード] > [ロック中にアクセスを許可] の設定から『Siri』をON。スリープ中(ロック中)にSiriが使えるように設定しておかないと、そりゃ〜反応しませんね。
…でも、セキュリティ的にどうなのかな?
ロック中にSiri使われると個人情報が見放題になるからOFFにしてたを忘れてました。
Hey Siriを使ってみた
実際にやってみると、「Hey Siri」って叫ぶのはかなり恥ずかしいけど、使ってみるとなかなか便利です。
あたり前だけど、できることは「Siriでできる範囲内」なので、iPhoneを自在に操作できるってわけじゃありません。
・メッセージを表示したり(Hey Siri! 〇〇に△△△△△△と伝えて)
・アラームをセットしたり(Hey Siri! 明日は7時半に起こして)
・MAPの経路案内をスタートさせたり(Hey Siri! 渋谷までの経路を教えて)
などなど、使い方次第でチョット便利になりそうです。
ロック中にSiriを使える(誰にでも使われちゃう可能性がある)ってリスクを知った上で、上手に使っていきたいですね。
サーバーが原因でSiriが反応しない事も
【追記:2015.8.31】
Siriに話しかけても、グルグルアイコンのまま全く答えを返してくれない状態になる事があります。
Appleサイト-Siri のトラブルシューティングより抜粋
Siri は、ユーザのリクエストを Apple のサーバに送信することで機能しています。このため、Siri はリクエストに応えるために、ユーザの音声入力、連絡先、場所 (位置情報サービスをオンになっている場合) などの情報を Apple に送信します。
Siri が機能するためには、必ずデバイスがモバイルデータ通信または Wi-Fi 経由でインターネットに接続している必要があります。
Siriに話しかけると、Appleのサーバーと通信を行うという事は、Appleサーバーに何かしらトラブル(またはメンテナンス)があった場合は反応してくれない可能性があると思われます。
インターネットにはつながっているのに、Siriが反応しない!という場合は『Appleサーバー側に何かあったか?!』と思って、情報収集をすると良いかもしれませんね。→Appleのシステム状況確認ページ