MacBook AirでWindows8を使うには、仮想化ソフトがとっても便利。

MacBook AirでWindows8を使うには仮想化ソフトが便利

MacBook Airの11インチで快適なノマド・ワークをしています。

しかし、ホームページの作成では「WindowsのIE」で動作確認をしなければいけません。
IE以外にも「Windowsの”あのアプリ”をちょいと使いたい!」って事もあったりします。

WindowsからMacにスイッチして気づいたけど、Windowsのツールって「痒いところに手が届く」ってツールが充実してるんですよね。

もちろん、MacBookで困ることはほとんどありません。
しかし、ほんの少しだけスポット的にWindowsが必要だったりするのです。

そこで、思い切ってMacBook Airに「VMware Fusion5 + Windows8」をインストールしたので、そのメモをご紹介。

2013.12.17追記:
OS X Mavericksにアップデート後も、VMwawe Fusion5でWindows8が動作しました。
その後、Windows8.1にアップデートしましたが、問題なく動作しています。

Windows環境を作るには、どんな方法がある?

では、Macbook AirでWindowsを動かすには、どんな方法があるか?
ネット上に情報が充実していて、実用的なのは以下の2パターン。

Boot Campを使う

パソコン起動時に「MacとWindows、どちらのOSを起動するか?」を切り替える方法です。

マシンのスペックはフルに使えるが、OSを切り替える毎にマシンを再起動しなければいけない。
Boot CampはMac OS(OS X 10.5以降)に組み込まれているソフトです。

仮想化ソフトを使う

Mac OS上でWindowsを動かしちゃいましょう!という方法。

Mac内の1ソフトとして、Windowsが動かせる。
Mac上でもう一つOSを立ち上げるという事なので、動かすマシンのスペックによっては動作が遅くなる事もある。

仮想環境を作るには、仮想化ソフトの他にWindowsのOS自体が必要ですので、持っていない場合はOSも購入する必要があります。

番外編

ホームページ作成などで、単にIEブラウザーの表示だけ確認したいのであれば、色々なブラウザーのスクリーンショットを撮ってくれるWebサービスがお手軽です。

Adobe BrowserLab
Adobe IDの作成(無料)が必要ですが、何といってもAdobeの安心感ですね。とても便利です。処理に少し時間がかかりますが、これは仕方がないかも。。
追記(2013.10.31):
Adobe BrowserLabはサービス終了しています。残念…。

VMWare+Windows8で最強の環境を手に入れた!

「Boot Camp」は、OSを切り替える度に再起動をしないといけないので、今回の使用目的(使いたいときにサクッと使える)には向かなかったです。

そのため、仮想化ソフトを使ってWindowsの仮想環境を作る方向に絞られました。
仮想化ソフトで代表的なのは以下の3つです。(価格は執筆時の目安)

色々迷いましたが、仮想化ソフトはVMware Fusion5、OSはWindows8に決定しました。
決め手は、ずばり「安い!」ということ。

無料で使える「Virtual Box」も悩みました。(Virtual Boxでも十分そうだったので…)
でも、トラブルで悩んだり時間をとられるのは嫌だったので、「安定性(安心感?)」を期待して有料のツールで検討。

「VMware Fusion」と「Parallels Desktop」は、そんなに大きな違いは無いみたい。
Parallels Desktopは「ゲーム向き(グラフィックに強い)」のコメントが多いですね。

まあ、そこまでガリガリ使うのであればBoot Campでマシンスペックを有効に使ったほうがいいし、MacBook Air 11インチでゲームはしんどいかな…。
という事で価格の安い「VMware Fusion」という結論に。

仮想化ソフトが、インストールしたいOSに対応しているか?の確認を必ず行なってくださいね。
(Windows8に対応しているか?、64bit版も大丈夫なのか?など)

Windowsも持っていなかったので、「Windows 8 64bit (DSP版)」を購入しました。
これも、「Windows8を使ってみたかった」のと「Windows7より安かった」という理由です。

導入する時にトラブルは?

インストールとその後の環境設定などで、トラブルがあるかどうか?
これが一番心配でしたが、全く問題なし!

何の戸惑いも迷いもなく、あっという間に導入完了です。
「さあ、やろう!」と作業を始めてから、40分後には「Windows8の使い勝手に悶絶」してました。

もちろん、外付けのDVDドライブも認識されるので、DVD-ROMからインストール可能です。

ひとつのソフトとして、Windows8が使えます。
VMware FusionでWindows8を起動する

フルスクリーンで表示してもよし。
Windows8のフルスクリーンモード

Mission Controlの図
Mission Controlで見たWindows8フルスクリーン

実際に使った感想

実際に使ってみた感想は、正直「すげー!」です。
こんな簡単にWindows環境が使えていいの?と、今更ながら感動しました。

実際の動作について

全くストレスは感じません。
VMWare Fusionの設定は、2個のプロセッサコア、メモリーは2GBを割り当てています。
VMware Fusionの設定
※「仮想マシン」-「設定」-「プロセッサとメモリ」から設定できます。

解像度は、1366×768がフルスクリーンにフィットしています。
Windows8の解像度設定

まとめ

MacBook Air 11インチに、VMware+Windows8を入れることで、最強のモバイル環境ができました。

やはり、使いたいときにサッと起動できるのが便利ですね。
しかも、いざWindows環境を導入してみると、以外にもWindowsをよく使うって事が判明しました。
(やっぱりWindows好きなのかも?!)

ノマド・ワークに最適な環境になること間違いなしです!

参考スペック:

  • MacBook Air 11インチ(mid2012)- Core i7, 8GBメモリー
  • VMware Fusion5
  • Windows8 64bit (DSP版)