炊飯器を買い換える事になりました。しかし最近の炊飯器は、Wおどり炊き、南部鉄器の羽釜、圧力がどうのこうの…と、色々な機能や特性をウリにしています。
さらに、同じメーカーでも、上位機種から下位までたくさんの製品がラインナップされている。
そのため「結局どれを選べばいいの?」「機能の違いはなに?」「メーカー毎のグレードの違いは?」と、かなり戸惑います。
そこで、今回買い替えする機会に、炊飯器のことを色々と調べてみました。
目次
炊飯器の選び方
色々なメーカーの製品があって、機種も値段もピンからキリまで!
高い機種と、安い機種、何が違うんだろう…
これだけあると「どれを選んだらいいの?!」とかなり混乱しました。。
各メーカーのホームページとかを読んで調べてみたところ、炊飯器の違いは主に…
- 加熱方法の違い
- 内釜の違い
この2点が大きなポイントで、値段の違いもここの性能(機能)で大きく差がつくみたいです。
【炊飯器選びのポイント1】加熱方式の違い
炊飯器の加熱タイプは、主に3種類。
- マイコン炊飯
- IH炊飯(マイコン炊飯の進化版みたいな感じ)
- 圧力IH炊飯(IH炊飯の上位版みたいな感じ)
この加熱方法によって「ふっくら炊きあがる」の様な、美味しさ要素の1つになります。
マイコン炊飯器
いわゆる昔ながらの炊飯ジャー。下からヒーターの熱で内釜を温めて炊飯するタイプ。何より安いです。
下から加熱のイメージ↓
象印ではこんなやつ。(3合サイズだけど)Amazon価格は¥8,020(2016.7.15時点)↓
IH炊飯器
内釜に磁力線を当てて、内釜自体が発熱するタイプ。マイコン炊飯は下からだけど、IHは内釜全体が発熱する。
内釜全体が発熱のイメージ↓
炊きムラが少なく、火力も強い。マイコン炊飯器の上位機種(進化版?)です。ハッキリした粒感のある固めの炊きあがりになる傾向。
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圧力IH炊飯
IH炊飯器に圧力機構を加えたタイプ。圧力があがると水の沸点が上がるので100度オーバーの大火力炊飯が可能。
内釜全体が発熱&圧力のイメージ↓
お米の芯まで熱が通って、ふっくらしたご飯が炊ける傾向。
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【炊飯器選びのポイント2】内釜の違い
おいしいご飯を炊くためには加熱方式も大事だが、実際に炊くための「釜」も重要です。
内釜の材質や形状によって、熱の伝わる速さとか、熱のむらとか、保温効果など、色々と変わってくる様です。
各メーカーの最高級「釜」を比較
各メーカーがこだわりの釜で個性とコダワリを出しています。
象印 南部鉄器 極め羽釜
画像は象印HPより
鉄の釜です。鉄は大火力に強く、丈夫なのが特徴。そして、鉄は鉄でも「南部鉄器」をウリにしています。
南部鉄器とは伝統工芸、鉄びんとかでよく見る鉄器です。こんなやつ↓
画像は「東北の伝統的工芸品 みちのくの匠」より
南部鉄器の確かな技術力とブランド感が魅力的ですね。
ご飯のおいしさにどう関係するのかはわかりませんが、「南部鉄器の極め羽釜だぜ!」というだけで、気分的に3割くらい美味しく幸せになれそうです。
そして、最大の欠点が…重い!(1kgオーバーだそうな)
パナソニック ダイヤモンド竈釜
画像はパナソニックHPより
いわゆる「多層釜」というやつです。
釜の素材は、鉄やアルミ、銅、土鍋など色々ありますが、特徴(特性)は様々。一長一短で「この素材がIH炊飯に最適!」という理想の素材は無いらしい。
そこで、様々な素材を重ねあわせて、各素材の長所を活かし、短所をカバーするように設計されているのが多層の釜。
鉄釜や土鍋に比べると、段違いで軽いのはポイント高いです。
ですが、この「ダイヤモンド竈釜」の見た目が個人的にはちょいと残念。
「今まで使ってた、マイコン炊飯器のやつとあまり変わらん…」って印象なのです。
「最近の、すげー炊飯器使ってます! この釜すごいんです!」という優越感が無いのは、ちょっとつまらないかも?!
タイガー プレミアム本土鍋
画像はタイガーHPより
その名の通り、土鍋です。
土鍋といえば、高い保温効果!冷めにくいってやつです。逆に、熱しにくいという難点があります。
そして、土鍋は陶器。そう、割れるかも…の心配があるのが微妙なところ。
以下、タイガーのよくある質問から抜粋↓
Q:土鍋は割れますか?
A:陶器なので、落とせば割れることはあります。しかし強度は一般の土鍋より強いものを採用していますので、通常のご使用で割れることはありません。
うーん、割れたら困るな〜。
三菱電機 本炭釜(KAMADO)
画像は三菱電機HPより
炭の釜です。炭素素材は発熱効率がよいので、IH加熱との相性がいいみたい。でも加工が難しかったり、強度の面で弱いという難しさもある。
そんな炭素素材を使った内釜が、三菱電機の本炭釜(KAMADO)。
どうやら「本物の炭(というか、炭素素材)から熟練した職人が手作業で削り出している、約100日を費やして完成させる内釜」らしい。うーん、何だか開発者のコダワリが半端ないっす。
こんな職人が手作りした釜…、絶対うまい飯が炊けるだろ!ってオーラが出てます。(実際に美味しいかは別ですが…)↓
画像は三菱電機HPより
一番のネックは強度でしょう。
ホームページの注意書きにも、
「従来の金属と異なる素材を使用しているため、強い衝撃が加わると破損する場合があります。素材の特徴ですので大事にお取り扱いください。」
と書いてあるくらい。
落とすと本当に破損するんだろうなーと思います。(炭素素材だから仕方がないですが。)
あと、同じ本炭釜シリーズでも機種によって「本炭釜(KAMADO)」と「本炭釜」があります。これ形状が違うので要注意です。(かなりややこしい…)
こっちは、普通の(?)本炭釜↓
画像は三菱電機HPより
東芝 かまど本羽釜
画像は東芝HPより
「かまど本羽釜」というネーミングが何だか特別感があるが、「羽釜の形」「かまど釜の形」という感じです。
素材は、パナソニック ダイヤモンド竈釜と同じく多層式。
基本はアルミで、内側がダイヤモンドチタンコート、外側が備長炭入り遠赤外線コートになっている。
見た目は「本当のかまど釜のミニチュア版」みたいで、とても面白い。コロっとしたデザインは結構好きかも。
釜の上部がでている「かまどっぽさ」が、おいしく炊いてくれる印象を与えます。(実際に美味しいかは別だけど…)
画像は東芝HPより
最上位以外の釜は、多層釜が多い
各メーカーの最上位機種だけ見ると、土鍋釜や南部鉄器などの特殊な素材を使った内釜でプレミアム感を出しています。
ですが、下位機種にプレミアムな内釜が採用されているケースは少ないです。(すごい内釜は値段もそれなりに高くなる)
最上位以外の機種を見てみると、ほとんどが「土鍋コーティング」「鉄器コーティング」の様に、アルミやステンレスをベースに特殊コーティングした多層釜になっています。
そこで、各メーカー毎の「最上位」と「その下の機種」の違いを比較してみました。
象印の製品を比較
象印の最上位機種は、ご存知「南部鉄器 極め羽釜」です。ガッツリ鉄製の男らしいやつです。
高級グレード「圧力IH炊飯器 南部鉄器極め羽釜 NP-WU10-BZ(5.5合炊き)」のAmazon価格は¥68,800(2016.7.15時点)↓
象印の南部鉄器は、現時点では上の最上位機種だけです。他の機種は「鉄器コート 極め羽釜」という内釜です。
南部鉄器の釜と違って、もろに鉄ではないので重さのデメリットが解消されています。(見た目は、南部鉄器 極め羽釜とそっくり。)
画像は象印HPより
「鉄器コート 極め羽釜」って、とてもややこしいネーミングです。
あくまで「極め羽釜の形」をした「鉄器コート」の内釜ですが、南部鉄器の技術開発で得たノウハウが、鉄器コートにギッシリ詰まっていると思われます。(…たぶん)
「鉄器コート 極め羽釜」の炊飯ジャー↓
パナソニックの製品を比較
パナソニックは、そもそも多層の「ダイヤモンド竈釜」です。
しかし、最上位機種はただの「ダイヤモンド竈釜」ではなく、ちょっと豪華な「ダイヤモンドプレミアムコート」の仕様になっています。
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そして、その下のグレードは普通の?「ダイヤモンド竈釜」です。
同じダイヤモンド竈釜だけど、最上位は「ダイヤモンドプレミアムコート」、その他は「ダイヤモンドハードコート」になっているので、要チェックですね。
「ダイヤモンドハードコート」の炊飯ジャー↓
タイガー製品を比較
タイガーの場合、最上位は『本土鍋IH炊飯ジャー』シリーズで、内釜は「プレミアム本土鍋」です。
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そして、その下のグレードの『IH炊飯ジャー』シリーズを見てみると、「土鍋コーティング」の内釜になっています。見た目は「本土鍋釜」にそっくり↓
画像はタイガーHPより
最上位の「本土鍋釜」で培った加熱技術を、土鍋コーティングという多層釜に活かしていると思われます。(…たぶん)
「熱封土鍋コーティング11層遠赤特厚釜」の圧力IH炊飯ジャー↓
三菱電機の製品を比較
三菱電機は、「本炭釜」シリーズが最上位機種です。その名の通り、炭の釜です。
気をつけたいポイントは、本炭釜シリーズでも、「本炭釜(KAMADO)」と「本炭釜」があって、内釜の形状が違います。ネーミングがややこしいです。
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同じ炭釜だけど形状が普通(?)の「本炭釜」の機種:極厚本炭釜 NJ-VW107のAmazon価格は¥84,110(2016.7.15時点)↓
その下の機種は「備長炭 炭炊釜」シリーズになります。炭炊釜というと炭の釜かな?と思いがちですが、「ダブル備長炭コート」の多層釜です。このネーミングもややこしいですね。。
画像は三菱電機HPより
こちらも例によって、最上位の「本炭釜」で培ったおいしく炊く加熱技術を、炭コートという多層釜に活かしていると思います。(…たぶん)
「ダブル備長炭コート」の炊飯器↓
東芝の製品を比較
東芝の最上位機種は「備長炭 かまど本羽釜」シリーズ。
内釜は「備長炭入り遠赤外線コーティング」「ダイヤモンドチタンコート」などを組み合わせた、多層釜です。
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その下の機種になると、鉄に銅コートを施した「鋳造かまど本丸鉄釜」などがあります。
個人的には東芝の炊飯器ならば、かまど本羽釜シリーズの1択かなぁ〜と思います。
結局、どの炊飯器がおすすめなのか?
色々調べたが、正直なところ「味や炊きあがりに関しては好み」というしか無い気がします。
各メーカーとも、かなり開発を頑張っている感じなので、どれもちゃんと美味しいハズ。繊細な違いは、私の一般的な味覚ではわからない…。(そもそも、お米自体がそれほど良いやつじゃないし。)
機能についても「ウチは、可変W圧力です!(タイガー)」や「こっちは、Wおどり炊きだ! 圧力コントロールだ!(パナソニック)」と言われても、どっちが凄いとか、どっちが美味しいとかの判断はつかない感じ。
でも、各社が「内釜の特性」に合わせた「発熱」で、美味しく炊ける機能をトコトン最適化して商品化されていると思います。
単に、内釜がこの材質だから美味しい!というわけではなく、内釜と熱し方のバランスで美味しく炊けると理解しました。(あと、お米との相性も絶対にあるはず。)
…と、そんな結論になると身も蓋もないので「私なりの選び方」をご紹介します。
私が炊飯器を選んだポイント
値段だけを求めるなら、マイコン炊飯器が超安い。
でも、せっかく買い換えるんだから、今までと同じマイコン炊飯器ではちょっとつまらない。
「いかにも炊飯ジャー!ではなく、最近っぽいやつ」というのが、結構ポイント高し。
そして、IH系の炊飯器は加熱方式によって炊きあがりの違い(特徴)があるらしく、
- IH炊飯器は、1粒1粒がハッキリとして、粒感を感じる硬めな炊きあがり
- 圧力IHは、ふっくら柔らかく優しい炊きあがり(柔らかく感じる?)
という特徴が(多くの場合は)あるみたい。
ご飯は「硬め派」の私としては悩みましたが、私の「おいしいご飯の印象」「どんなご飯を食べたいか?」を考えた結果、
- ふっくらフワフワしている
- 優しい味(食感)がする
というイメージが湧きました。なので、
ふっくら優し〜いご飯が炊ける「圧力IH炊飯器」を軸に選ぶことにしました。
次に、どの内釜にするか?ですが、「なんか凄そう」「美味しく炊けそう感じ」というオーラを持ったものが良いと思いました。(せっかく買うので、今までと違う雰囲気を楽しみたい)
そう考えると、パナソニックの「ダイヤモンド竈釜」は候補から外れます。
パナソニックは「IHスチーム機能」が魅力でした。長時間保温してもご飯がしっとり美味しい!というのが「夜炊いて、余ったご飯を翌朝の弁当に使う」という使用サイクルにベストマッチしています。
ですが、スチーム用の容器に水を入れるのが面倒くさくなりそうだし、洗う手間も1つ増えるので、ここは釜の雰囲気を優先することにしました。
象印の「南部鉄器 極め羽釜」は、かなり見た目のインパクトが大きく、「ちょーうまいご飯を炊きそう!」ってオーラがビンビンですが、いかんせん重い!というのがネックです。
我が家は「お婆ちゃんと同居」しているので、お年寄りにも大変じゃないものってのが選ぶポイントになります。
そう考えると、重い釜はシルバー世代にはだんだん辛くなるんじゃないかなーと思ったので、極め羽釜も候補から外しました。(落とすなど、なんらかの事故につながるのも怖いので)
同じように、お年寄り、落とす、という観点で見ると、タイガーの「プレミアム 本土鍋」と三菱電機の「本炭釜」も候補から外れます。(割れたらショック…)
さて、そうなると最後の決め手はズバリ「イメージ」です。
私の中では、このイメージの良し悪しがかなり大きなウェイトを占めています。
結局、「この炊飯器で炊いたぜ! やっぱ内釜だからうまいぜ!」というイメージというか先入観?が、些細な違いがわからない私には、重要な「美味しさフィルター」になります。
最終候補のおすすめ炊飯器
色々な条件をクリアし、かつ私の中ではナウい好印象を持った炊飯器はこの3つ。
候補1:東芝 備長炭かまど本羽釜 RC-10ZPK
東芝の「真空圧力IHジャー炊飯器 備長炭かまど本羽釜 RC-10ZPK-T」(5.5合炊き)↓
やっぱりデザインがとても良い。いかにも美味しく炊いてくれそうな感じ。
ご飯が炊けた時に、蓋をあけるのが楽しみな商品ですね。
ただ…お値段もそれなり。¥91,377(2016/7/15時点 Amazon価格)
あと、色が「ブラウン」か「白」の2択です。どっちも微妙…できれば黒が良かった。。
買うとしたらホワイトかな。でも、白って「いかにも家電!(白物家電そのまんま)」の感じがあるからちょっとどうだろ。
候補2:タイガー 炊きたて JPB-G101
土鍋じゃない方の「タイガー 圧力IH炊飯ジャー JPB-G101」(5.5合炊き)↓
タイガーの土鍋は割れるので却下だが、下位機種は多層釜。
しかも、ちゃんと「土鍋風」の外観をしています。これはポイント高し!
実際に店舗で実物を触ってみたけど、土鍋コートがされていて、まあまあ土鍋感が出ています。ちょっと重たいけど、まあ許容範囲かな。
お値段は…なんと、¥28,850!(2016/7/15時点 Amazon価格)
驚愕のコストパフォーマンスです。これ、かなり有力な候補です。
色も黒系があるので、なんとなくスタイリッシュ感があって好みにピッタリ。
候補3:三菱 炭炊釜 NJ-VX107
もう一つ、本炭釜じゃない方の「三菱電気 IHジャー炊飯器 備長炭 炭炊釜 NJ-VX107-R」(5.5合炊き)↓
三菱電機の本炭釜は割れる心配があるので候補から外したけど、下位機種は多層釜です。
でも、釜のデザインが普通すぎる!これは、パナソニックのダイヤモンド竈釜と印象が変わらんです。
でも、候補に残った理由があります。それは…
色が赤くて、最近のおしゃれ家電風でかっこいい!からです。
お値段は¥63,590(2016/7/15時点 Amazon価格。発売は2016/7/21なので、あくまで参考価格)
ちなみに、現行機種のNJ-VX106は¥44,800です。(2016/7/15時点 Amazon価格)
この機種も、デザインのかっっこよさで魅力的ですが、考慮すべきは「IH炊飯器」ということ。圧力IHではないのです。
ということは、ふっくら優し〜い炊きあがりではなく、粒感のある硬めというかハッキリした炊きあがり。
悩むけど、値段と内釜デザインの普通さを考慮すると、ちょっと微妙かな。。
悩んだ結果:タイガー 炊きたて
はい、悩んだ結果、「タイガー 炊きたて JPB-G101」に決定しました!
シンプルなデザイン、押しやすいボタン、それでも最近っぽいデザイン。そして、内釜の質感がかなり良い。
決め手は、総合的なコストパフォーマンスの良さになります。3万円を切る価格で、この納得感が得られれば十分幸せ。
10万近くする最高級の炊飯器を買うのはビビった…というのもありますが、倍の値段する炊飯器が、倍のおいしさで炊けるとも考えにくい。(←前向きな妥協?)
ということで、「タイガー 炊きたて JPB-G101」を購入しました!
Amazonだから明日には届くかな。楽しみです。
炊飯器は、色々な種類があって違いを理解するのも大変ですが、少しでもご参考になれば幸いです!